NPO法人 IBDネットワーク

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潰瘍性大腸炎の語り

病院の選択と医療者との関係

潰瘍性大腸炎の基本基準薬としては、5ASA製剤と言われる、ペンタサ、サラゾピリンそして最近開発されたアサコールなどがあります。5ASA製剤は、副作用が少ないために、一般的には軽症の場合と寛解維持のために使われます。重症の炎症を抑えるための薬としてはプレドニンなどのステロイド薬がありますが、長期に使うとさまざまな副作用がでることが多く、最近は寛解維持のためには使わないようになりました。そのほかには免疫調節剤としてイムラン、ロイケリン、あるいは生物学的製剤としてレミケード、ヒュミラなどがあります。人によっては強い副作用が出る場合もありますが、治療薬の選択肢が増えたことにより手術を回避することができたという患者もいます。

血球成分除去療法とは血液を一旦採取して、白血球の中の顆粒球を取り除き、また体内に戻すというものです。この病気の原因はまだ解明されていませんが、自己免疫異常であることは間違いないので、その原因となる白血球の中の顆粒球を減らし自己免疫力を弱めると言うのが目的です。
これには主に2つの方法がありLCAPと言われるフィルターを使って濾過する方法と、GCAPと呼ばれるビーズを使って顆粒球を吸着させる方法です。

殆どの人がストロイド(プレドニン)による治療とその副作用について語っています。ストロイドを離脱して他の薬に移行した方や、なかなかステロイドを離脱できずに副作用にくるしんでいる方など、多くの方がステロイドの功罪について語っています。

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